外反母趾とは、足の親指が人差し指の方向へ曲がってしまった状態のことをいいます。
発症は圧倒的に女性に多く、割合は男性に対して約9〜10倍とも言われています。
症状としては、親指の付け根に痛みが出るのが一般的です。さらに靴で圧迫されたり、こすれたりすると「バニオン」と呼ばれる赤く腫れた状態になることもあります。
また、親指がうまく使えないことで人差し指や中指に負担がかかり、胼胝(タコ)ができるケースも少なくありません。
外反母趾を放っておくと…
- 痛みが強くなり、靴が履きづらくなる
- 親指が人差し指に重なってしまう
- 変形が進行し、手術が必要になることもある
外反母趾は「ただの足の形の問題」ではなく、日常生活に影響を及ぼす大きなトラブルに発展する可能性があります。
しかし、早めに対処することで、手術に頼らず改善できる場合も多いです。
外反母趾の要因
外反母趾を引き起こしやすい要因はいくつかあります。
- 先の細いハイヒールやパンプスなどの靴
- 扁平足(足のアーチが崩れている)
- 足の形(親指が長い「エジプト型」)
こうした条件が重なると、外反母趾になりやすい環境が整ってしまいます。
外反母趾になる原因
外反母趾の大きな原因は「骨のバランス(アライメント)」と「靴のサイズ」の2つです。
1.骨のバランス(アライメント)の崩れ
かかとの骨が内側に傾く(オーバープロネーション)と、土踏まずが潰れ、足全体が外側へ向きやすくなります。
その結果、歩くたびに親指の付け根に負担が集中し、徐々に外反母趾が進行してしまいます。
2.靴のサイズの不適合
足よりも大きすぎる靴を履くと、靴の中で足が動き、こすれて痛みが出ます。
また、足が不安定になり、余計に負担がかかってしまいます。
さらに、この「骨の崩れ」と「靴のサイズ不良」が重なると、外反母趾がより進みやすくなります。
当院でのアプローチ
外反母趾の改善には、長時間「足を良い状態で保つこと」と「正しい靴選び」がとても大切です。
当院ではまず、カウンセリングを行い、足の状態・靴の状態・歩き方を専門的にチェックします。歩行については動画を用いた分析も行います。
その上で、患者さんに合った靴のアドバイスを行い、必要に応じてインソールを用いて骨のバランスを整えていきます。
痛みが強い場合には、電気治療や超音波によって症状の軽減をサポートします。
「靴」「インソール」「施術」を組み合わせ、根本から外反母趾の改善を目指していきます。
足は体を支える土台です。バランスが崩れると親指だけでなく、膝や腰に負担が広がることも少なくありません。
「最近足が痛いな」「親指の形が気になるな」そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。